大統領権限代行を務めることになった李周浩(イ・ジュホ)社会副首相兼教育長官が「国政の空白や混乱なく国家運営を安定して継続するため、政府は最善を尽くさなければならない」と述べた。
ソースhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7548d0fd80192d3217de1f3d20a7d49d441471d3
韓国政治のジェットコースター、まさかの「大統領権限代行、3人目」に突入しました。なんだこれは。新人研修か?
まず、ユン大統領(尹錫悦)が表舞台からフェードアウトし、ハン・ドクス国務総理が代行。
ところが次に、そのハン総理が弾劾。代行の代行というワケわからん状態に。で、急遽そのポジションに就いたのがチェ・サンモク(崔相穆)経済副総理。
さすがに「経済副総理が大統領代行って、設定どうなってるの?」と突っ込みたくなるけど、さらに驚いたのはそこから。
憲法裁判所が「やっぱハン総理でいいわ」と判断し、チェ副総理は再び代行卒業、ハン総理が代行リターンズ。このあたりで国民も「お前ら代行交代ごっこしてる場合か」と呆れ始める。
ところがどっこい、ハン・ドクス総理、「無所属で大統領選に出馬しまーす」と突然の宣言。いやいや、与党のど真ん中にいた人が、なぜここで無所属って。バンド辞めてソロ活動始めるボーカルか?
そしてさらに驚くのが、チェ副総理もこのタイミングで辞任。関税協議の真っ最中ですよ? 主役のいない舞台でアメリカと交渉する羽目になった外交官たち、お疲れさまです…。
というわけで、現在の権限代行はイ・ジュホ(李周浩)教育部長官。なんと3人目。教育部のトップが国家のトップって…内申点で国が動く時代が来ちゃった?
正直、全国民にワンチャンある…とまでは言いませんが「あと2回ぐらい代行交代あったら、俺でもいける」と思ってる人たぶんいると思う。
ここで、ハン・ドクス前総理の出馬の話に戻りますが、ここにも裏があります。
なんと「国民の力」の議員がちゃっかり出馬宣言の場に登場してたとか。つまり無所属とは言いつつも、いずれ保守票の取り込み狙って「統合しよ?」って流れ見えてますよね?
でも逆に言えば保守票を分散する可能性も爆誕。
党内で競選して一本化するならまだしも、無所属が勝手に走り出したら、そりゃ割れますよ。せっかく野党側が「裁判リスク」で炎上してる今、ここでグダるのはもったいない。完全にチャンス逃しに行っているのではないでしょうか。
まぁ、次は誰が大統領代行やるんでしょうかね?まさかの環境部長官?観光庁長官?…いや、いっそのこと国民からくじ引きで選んでもいいのかもしれない。
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