国民の党の金文秀(キム・ムンス)が不快感⁉「党が大統領選候補を引きずり下ろそうとしている」候補者スケジュールをいったん中断

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金文秀候補は、無所属の大統領予備候補であるハン・ドクス氏との候補者一本化の圧力に反発し、候補者としてのスケジュールを中断すると宣言しました。

金候補は6日、慶尚北道慶州訪問の際に記者と会った席で、「二度も大統領を守れなかった党が、今度は党の大統領選候補まで引きずり下ろそうとしている」と述べ、「これならなぜ三回も予備選を行ったのか分からない」と語りました。

https://n.news.naver.com/article/437/0000439757?

 

いやはや、ここまで内輪揉めが表に出るとは…。国民の力、というか「国民の不和」とでも改名した方がいいんじゃないの?ってくらい分裂劇がリアルタイムで繰り広げられております。

6日、APEC会場としてにぎわう慶尚北道の慶州。華やかな国際会議場の片隅で、国民の力のキム・ムンス大統領候補が記者たちを前にブチ切れました。

「二度も大統領を守れなかった党が、今度は候補まで引きずり下ろそうとしてる」

って、これもう実家の家族会議かよレベルの修羅場。

そもそも怒りをあらわにしているキム候補は「(党指導部が)突然、全国委員会と党大会を招集した。これは正当な大統領候補である私を強制的に引きずり下ろそうとする試みだと考えている」と指摘。

一方の国民の力は前日(5日)に議員総会を開き、キム候補に対しハン・ドクス候補との一本化が必須であるとして、速やかに一本化の日程を明らかにするよう要求。

キム候補は「一本化には一貫して前向きだった」そうですが、その一方で「党が支援してくれない!」とご立腹。まあ、党の方も前日に無所属で立候補しているハン・ドクス候補と「速やかに一本化してね」と議員総会で詰め寄ってるわけで、どう見ても双方前向きという名のチキンレース状態。

またキム候補は「今も一本化に対して変わらぬ気持ちだが、党が大統領選候補の支援を拒み続けている」と批判しました。

挙句の果てに「スケジュール中断します。ソウル戻って作戦練り直します」宣言。いや、もう一か月切ってるんですけど大統領選…。作戦練る前に地盤崩れてません?

しかもこの日、党指導部の権英世・非常対策委員長がわざわざ地方遊説中のキム候補に会いに行くという展開だったのですが、当のキム候補は「会うのか?」という記者の問いをスルーして立ち去りました…。

何が何でも一本化、何が何でも降ろすな、の押し問答の中で、肝心の「国民」の声はどこへやら。言ってしまえば、国民そっちのけで泥仕合いやってるこの構図、誰がどう見ても「内輪の大騒ぎ」でしかない。

さて、スケジュールを中断したキム候補、次は何を仕掛けてくるのか。それともこのままフェードアウト?

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