選挙前から大混乱⁉国民の力の大統領選候補者が再びキム・ムンスに…わずか1日で終わった候補者交代の茶番劇

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国民の力は10日に実施された全党員のARS投票で候補者再選出案が否決されたと同日11時に発表した。党はこの日、候補者の地位を剥奪されたキム・ムンス候補の代わりにハン・ドクス候補を党の大統領選候補として再選出するための党員投票を行った。シン・ドンウク国民の力首席報道官は正確な数値は明かさず、「僅差」で否決されたと説明した。

https://n.news.naver.com/article/018/0006010268?

 

国民の力さん、選挙前最後の一ヶ月で何をやってるのかと思えば、まさかの候補者交代劇。しかも、22時間で出戻り。コントですか?

まず、10日の夜から11日の朝にかけての展開。
非常対策委員会なるお手製の舞台装置を使って、キム・ムンス氏を見事に「追い出し」。深夜に「候補者登録抹消!」とか言って。

次に無所属だったハン・ドクス氏の名前をちゃっかりリストに滑り込ませるという強行突破。

……が、です。肝心の党員投票でまさかの否決。
やっぱキムでいくわ、の結末に。おい、何のための深夜劇場だったんだよ。演出だけはドラマチックだったけど、オチが悪すぎる。

しかも結果を「僅差でした」とか言って数字を出さないところがまたダサい。そんな中途半端な説明じゃ、納得どころか疑念しか残らないでしょ。政治って、やってる感より信頼が命なんじゃなかったの?

キム候補はドヤ顔で「当然の結果」「すべて元通り」と勝利宣言。いや、ちょっと待って?
22時間前には党から追い出されてたんですよ? しかも党の公式手続きで。

そして、ハン・ドクス氏。おとなしく「国民と党員の意思を謙虚に受け入れる」とコメント。
控えめに言っても完全な使い捨てポジション。深夜に入党させられて、何の成果もなく翌朝には引き下がる……政治の世界って冷たいっすね。

この混乱を主導したクォン・ヨンセ非常対策委員長は案の定、辞任表明。
「私の力不足でした」と殊勝なふりしてるけど、いやいや、これは完全に政治的暴走の責任問題でしょ?

さらに興味深いのが党内の真っ二つの対立構造。
親ユン vs 反ユンの内ゲババトルロワイヤル。キム候補に「みみっちい」と言い放つ一方で、キム氏側も「政治クーデターだ!」とブチ切れ。
いやもう、誰が味方で誰が敵か分からん状態。共闘どころか内戦状態でこんな政党が選挙戦えるんでしょうか?

しかもこれ、選挙運動開始の2日前。時間はない、信頼もない、団結力もない。
あるのは混乱と失言だけ。

キム候補は「反イ・ジェミョン戦線を構築する」とか言ってるけど、
まずは「反・党内アンチ戦線」を築くのが先では……。

これはもう「自爆政党」の自己紹介ですね。次回はもっと面白いコント、期待してます。

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