イ・ジェミョン、医大生に「戦いは私に任せて、勉強を続けてほしい」

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イ・ジェミョン候補は、医大定員拡大に反発して授業参加を拒否している医大生たちに対し、学業への復帰を呼びかけた。

6日午後、自身のフェイスブックに「医大生の皆さん!再び医療教育の現場に戻ってきてください」と投稿し、「つらい戦いは私に任せて、皆さんは勉強を続けてほしい」と訴えた。

https://n.news.naver.com/article/005/0001774330?

 

ソース元にもある通り、6日、イ・ジェミョン氏が自身のフェイスブックにこう書き込みました。

「医大生の皆さん!つらい戦いは私に任せて、勉強を続けてください」

……あの、これ映画のヒーローのセリフじゃないんですけど?
なんか「俺が前線に立つから、お前らは夢を忘れるな!」みたいなノリ。医療ドラマの台本か何かかと思ったわ。

で、このセリフが出た背景というのが、ユン政権の医大定員2000人増加に反発して、医大生たちが授業ボイコット中という非常事態。病院現場は人手不足で大混乱。患者は手術も受けられず救急室も一部停止……にもかかわらず、イ・ジェミョンさん、医大生に言うわけです。

「多くの手術が延期され、救急室が停止し、人の命を救うことを夢見ていた皆さんの時間も止まった。このすべての混乱ははユン・ソクヨル政権の過ちに起因している」

うーん、確かに政策の押し通し方はお粗末だったかもしれない。でもなぜかここで「戦うのは私」と来るあたり、もはや政治家というより中二病の救世主キャラですね。要するに口だけ。

しかも彼、こうも言ってます

「責任者の処罰、合理的な報酬体系の整備、医療伝達体制の改善、当事者の意見が反映され、十分な社会的合意に基づく必須医療政策の議論を再開しなければならない」

「キム・ムンス国民の力大統領候補にも医療正常化のために上記の約束だけは共に守ることを提案する」

いやいやいや、選挙中に何でも言えるってことを証明してるだけでは?
「勉強してて!俺がやるから!」って、肝心の現場では人が足りずに今まさに人命が危ないってのに、政治的アピールだけはきっちりやってくるあたり、相変わらず言葉は達者なお方。

とはいえ、ユン政権側も混乱を招いた責任は大アリ。
つまりこの騒動、どっちもどっち。政治家たちの仁義なき戦いの中で、犠牲になるのは結局患者と現場の医師と…医大生。

勉強に戻れと言われても、戻ったら「賛成した」とみなされる。戻らなければ「無責任だ」と叩かれる。詰んでます、完全に。

最後にもう一度言っておきましょう。

医大生の皆さん、勉強する前にこの茶番を一度冷静に見ましょう。

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