共に民主党がチョ・ヒデ大法院長の弾劾を一旦保留し「15日の高裁の裁判期日を取り消す」ことを求める

民主党は「趙熙大（チョ・ヒデ）大法院長の弾劾」を一旦保留し、「15日の高等法院の期日を取り消す」ことを求め、名分を積み重ねる方針を示した。

史上初の大法院長弾劾カードを切ったものの、逆風を懸念して一時的に見送った形だ。代わりに、15日に予定されている李在明（イ・ジェミョン）候補の公職選挙法関連の高等法院の期日をキャンセルするよう促した。事実上、大統領選前まで一切の裁判日程を無期限停止させることを求め、これが受け入れられなければいつでも大法院長の弾劾を再び検討する構えだ。

https://n.news.naver.com/article/469/0000863043?

またしても韓国政治がエンタメ超えてブラックコメディの領域に入ってきました。

共に民主党の皆さんが史上初の「大法院長（最高裁長官）を弾劾してみる？」というトンデモカードを一旦机にしまい、「やっぱちょっと風向きがアレだから、先にイ・ジェミョン候補の裁判止めようぜ？」という方向に急旋回。

やることがあからさま過ぎて、さすがにツッコミどころ満載です。

要するに、大法院長を弾劾するぞと騒いでおいて、狙いは「15日の高裁の裁判スケジュールをキャンセルしてくれ」という圧力。えっ？裁判所ってそんなに簡単に予約変更できるとこだったっけ？

しかも「もし裁判やるって言うなら、弾劾カードまた出すよ？」と半分脅しのような構え。なんだこの「裁判ブロック法案」…。

さらに恐ろしいのが、同時進行で「裁判中の候補者は任期終わるまで裁判なしね」っていう超絶防弾法まで準備中。もういっそ「大統領は無敵」って法律作っちゃえば？

法案ラッシュもすごい。「選挙で嘘ついてもOK」「大法院判事を30人に増やして、自分たちで埋めるよーん」等々…。

国民の力からは「スターリンですらそこまでやらんかった」って言われる始末。

しかも、共に民主党内では「裁判なんてやってたら選挙勝てないし！」「首に刃が当たるまで待ってたら遅い！」と、もはや法治国家の発想とは思えない会話が堂々と行われる始末。

支持者も支持者で、弾劾に反対した議員にメール爆撃、判事の電子記録開示要求の署名運動…。これが今の民主主義の姿ならなかなかにゾッとしますね。

というわけで今の韓国政治の現状はというと…

・裁判より選挙！