国民の力、選挙対策委員長のアン・チョルス議員が、キム・ムンス大統領候補の面前で「戒厳令と弾劾について国民に謝罪すべきだ」と発言

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国民の力の6月3日大統領選共同選挙対策委員長に内定した安哲秀議員は4日、金文洙大統領候補の面前で戒厳令と弾劾に関する国民への謝罪を公開で求めた。

安議員はこの日、国会で開かれた党の選挙対策委員会の初会合で、「金候補は今や李在明を阻止すべき歴史的使命を担っている」と述べ、「背水の陣を敷き、戻る橋を焼き払って大統領選に臨むべきだ」と切り出した。

https://n.news.naver.com/article/469/0000862977?

 

党内ごたごた。はいはい、また出ました韓国政治名物・表では仲間、実は殴り合いの茶番劇。
6月3日の大統領選に向けて「国民の力」共同選挙対策委員長に就任した安哲秀(アン・チョルス)議員が就任早々ぶっこんできました。

なんと、会議の冒頭から金文洙(キム・ムンス)候補を目の前にして、「戒厳令と弾劾について、国民に謝罪しなさい」と、ド正面からの公開ダメ出し。

しかも「背水の陣を敷いて、橋を焼き払って大統領選に臨め」と、まるで遠い国の武将か何かのようなテンション。いきなり火事かよ。

これ、単なる言葉遊びじゃなくて本気のやつです。

アン・チョル議員いわく、ユン・ソクヨル前大統領による非常戒厳令は国民にとって消えない深い傷であり、それに頑なに反対もせず「頑固な文洙」と呼ばれてた金候補は、国民の前で謝罪すべきだと主張。つまり「変わったふりじゃなく、本当に変われ」と。

さらにアン・チョルス議員は憲法改正をブチ上げつつ「金候補が大統領になったら、任期を3年に縮めて、地方選と改憲国民投票をセットでやれ」と大号令。いやいや、就任一発目から要求がデカすぎるんよ。

そして極めつけは、ユン・ソクヨル前大統領に向けた「脱党しろ」コール。「李在明(イ・ジェミョン)に勝ちたければ、あなた消えて?」って圧力かけてるけど、これもう味方に向けた宣戦布告じゃん。

一連の発言を聞いていた金候補は終始無言。まぁそりゃそうだよね。

自分の会議で、公開ダメ出し+歴史総括+今後の政治スケジュールまで一気に渡されたら、リアクション芸やる暇すらない。

非公開に移ってからの本音トークは知る由もないけれど、この選挙対策委員会、もはや対策どころか火種の温床になりそうな予感しかしない。

選挙って敵を倒すだけじゃなくて、味方に刺されないことも大事なんですね。南無。

 

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